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2006年8月 3日 (木)

高齢者就業の経済学。

私も、「定年」が遠い未来の話ではなくなってきた。
もはや退職金を貰って後は優雅に暮らす、なんてことは望むべくもない。
身体が動く限り、働かなければならない。

この本を読んで、高齢者が就業したがるのは、「生きがいを求めて」などという高尚な意識ではなく、「現金収入を得たい」のが主要因であることが分かり、「私だけではない」とほっとした。

健康に留意して、長く働きたい。

最近、新聞の折込求人広告で、年齢が「~60歳」なる求人が散見されるようになった。
私が65歳になる頃には、「~70歳」の求人があると嬉しい。

高齢者就業の経済学 Book 高齢者就業の経済学

著者:清家 篤,山田 篤裕
販売元:日本経済新聞社
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琉球の風。

1993年の大河原作。
あの頃から「いつかは読みたい」と記憶の底にしこっていた。
13年経つと、見方が随分変わる。
当時、「琉球は守礼の国とはいえ、暢気過ぎないか?」などと感じていた。

ところが今読むと、琉球王国は強大な軍事力を持つ島津藩に対抗して軍隊を整えるには、健児が足りず、予算も足りないことが分かる。一回は撃退できても、後が続かない。

この状況下では、実戦では負けても、
1.対中国貿易では国家の体面がないと継続できないことを薩摩藩および江戸幕府に訴えて王統を残す。
2.江戸幕府を使い、薩摩藩を牽制する。
3.琉球文化、芸術を維持向上させ、「ソフトパワー」で琉球の主体性を堅持する。

以上が多分現実的な対応策であり、実際そうなっていく。

地域も時代も異なるので単純に比較できないが、アメリカの1州となってしまった「ハワイ王国」の悲劇は免れたのだ。

これ以降の琉球の歴史はご存知の通りである。敢えて書くまい。

現在の沖縄は、過疎化、高齢化等の悩みを抱えつつも、芸能、芸術、文化のジャンルで強い影響を日本本土に与えている。
軍事力が唯一の「国力」ではないことは明らかである。

P.S.
これだけ題材が揃っているのだから、高橋克彦先生が書いたらもっと波乱万丈の一大スペクタルになっただろう。
陳舜臣先生ってどうも私と合わない気がする。

琉球の風〈1〉怒涛の巻 Book 琉球の風〈1〉怒涛の巻

著者:陳 舜臣
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琉球の風〈2〉疾風の巻 Book 琉球の風〈2〉疾風の巻

著者:陳 舜臣
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琉球の風〈3〉雷雨の巻 Book 琉球の風〈3〉雷雨の巻

著者:陳 舜臣
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